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| Solaris on Libretto + gimp-1.0.2 + DynaLab Font で作成しました。 |
| やっちゃったよの第弐弾。 |
| コンテンツ |
| ANYONE ANYTIME ANYWHERE :-) |
Libretto などの携帯可能なパソコン(?)に UNIX 環境をぶち込む話は、FreeBSD や Linux などで良く耳にしますが、佐藤は人柱もかねて Solaris 2.6 for Intel Edition を Libretto 100 にインストールしてみました。
佐藤も最初は冗談半分でしたが、インストール FD から起動させてみると、なんと 動いてしてしまうではないですか!(*)
(*)いや、あたりまえですね。
試しに最後までインストールしてみたところ、あっさりできてしまいました。 これには、多少驚いてしまいましたが、それなりに環境を整えてみるとなかなか 快適に動作してしまい、今では手放せないものとなってしまいました :-) (*)
(*)まぁ、障害が大きいほど愛は....っていいますが、人によってはあんまり 可愛くないかもしれません。
ここでは、インストール時や運用面で苦労した話などを書いていきたいと思います。
また、Libretto は SunSoft がおこなっている HCT (Hardware Compatibility Test) で認定されている機種ではありませんので HCL(Hardware Compatibility List) にも 掲載されていません。 ハードウェア関連で問題が起きても取り合ってもらえない可能性が大きいので注意し てくださいね。
HCT や HCL の詳細については、
Solaris (Intel Platform Edition) Hardware Certification Reports
をご覧下さい。
| なぜ、Solaris か? |
(*) 実は、私の SD デビューは(?)、LATTERS FROM READERS だったりします :-) 当時は、ハタチの記念に SPARCstation 5 を購入したと宣ってました。
(*) ついこの間、SPARCstation 5 170MHz を手にいれました。
| 目的 |
うーん、今となってはあたりまえの環境ですね。
用意するもの |
インストールの前に BIOS 設定 |
I/O PORTS
デフォルト値: Parallel = LPT1(378H/IRQ7/CH3)
Xircom PE3 を利用するため、有効になっているか確認します。 リソースは default の設定で問題ないと思います。
Others
Power-up Mode = Hibernatil|Boot|Resume
お好きなモードを設定してください。 ここでは、佐藤の好みで Resume を選択します。
PC CARD
Controller Mode = PCIC Compatible|CardBus/16-bit|Auto-Selectd
これは、PCIC Compatible に設定してください。 それ以外のモードでは Solaris が PC Card を認識できなくなってしまい ます。
その他は、工場出荷時のままで問題ないと思います。
ってゆーか、工場出荷時のままでいかせてもらいます。
| さぁ、インストールだ |
もっとも確実なインストール方法が Xircom PE3 を利用した ネットワーク・インス トール です。 Solaris が稼働しているマシンがもう一台 インストール・サーバ として必要にな りますが、楽にインストールできます。 ここでは、この ネットワーク・インストールについて説明したいと思います。
その他に Adaptec MiniSCSI plus を利用する方法もありますが、佐藤が試した 環境では I/O error で CD-ROM がマウントできない旨のメッセージを出して使用 することができませんでした。 (Solaris 2.5.1 なら大丈夫なのですが....、今回は詳しく追求していません)
インストール・サーバ をつくってみよう |
Solaris のインストール(上級編) http://docs.sun.com:80/ab2/coll.140.1/SPARCINSTALL/@Ab2TocView?
以外と簡単に作成できることがわかると思いますが、これだけではなんなので 簡単な手順を書いてみたいと思います。
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ここでは、Intel Edition を利用しますが、SPARC でも同様の手順で可能です。(*)
(*)全くいっしょというわけではないので注意してくださいね。
作業としては、Solaris 2.6 Software CD-ROM に付属する以下に紹介するスクリプト を使用して インストール・サーバ を構築します。
また、CD-ROM は vold を利用してマウントしてください。
まず、マウントされた Solaris 2.6 Software CD-ROM の以下のパスに必要なスクリ プトが含まれています。
| /cdrom/cdrom0/s2/Solaris_2.6/Tools ディレクトリ | |
|---|---|
| script 名 | 内容 |
| setup_install_server | install server setup script |
| add_install_client | install client setup script |
| rm_install_client | install client delete script |
それでは、実際にイントール・サーバを構築してみましょう。 以下のコマンドを実行してください。
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# cd /cdrom/cdrom0/s2/Solaris_2.6/Tools # ./setup_install_server /export/install/Solaris_2.6 |
実行中は、以下のメッセージが表示されます。
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Verifying target directory... Calculating the required disk space for the Solaris_2.6 product Copying the CD image to disk... Install Server setup complete # |
プロンプトが戻ってくれば終了です。
終了まで多少時間がかかってしまうのであせらないでくださいね。
これで、ネットワーク・インストールに必要な OS サービスが追加され、インスト
ール・サーバができあがりました。
ネットワーク・インストールをおこなうクライアント(インストール・クライアント)
は、これを利用してネットワーク・ブートをおこないます。
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(*) もちろん、ここでは Libretto のことです。
インストール・クライアントは、あらかじめ hostname と IP address を インストール・サーバ上の /etc/hosts に登録しておかなければいけません。
まず、インストール・サーバ上で add_install_client スクリプトを実行します。
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# cd /cdrom/cdrom0/s2/Solaris_2.6/Tools # ./add_install_client \ |
| 各オプションの説明 | |
|---|---|
| -i 192.9.200.9 | インストール・クライアントがネットワークブート時に 使用する IP address |
| -e 0:90:27:8:11:6 | インストール・クライアントとなるマシンが持ってい network interface の MAC address |
| -s 192.9.200.1:/export/install/Solaris_2.6 | インストール・サーバ名 (IP address でも可) と利用する OS Service への PATH |
| libretto | インストール・クライアントのホスト名 (インストール・サーバ上の /etc/hosts に登録されてあるもの) |
| i86pc | インストール・クライアントが属するアーキテクチャ名 |
以下のようなメッセージが表示されインストール・クライアントの追加作業が 始まります。
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Adding Ethernet number for libretto to /etc/ethers saving original /etc/dfs/dfstab in /etc/dfs/dfstab.orig Adding "share -F nfs -o ro,anon=0 making /rplboot starting rpld starting rarpd starting bootparamd starting nfsd's starting nfs mountd updating /etc/bootparams copying inetboot to /rplboot # |
これで作業は終了です。 すぐにインストール作業を開始する場合は、このまま CD-ROM をマウントして おいてください。 ネットワーク・インストール時に Solaris Software CD-ROM を利用するためです。
また、本体からハードディスクを抜き出し デスクトップ PC を間借りする方法 もありますが、佐藤は未経験ですのでここでは触れることができません。 PC がもう一台必要になることはネットワーク・インストールと変わらないですが、 できてしまえば、より簡単ですね。
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インストール・サーバとインストール・クライアントの設定が正しければ、Xircom PE3 の MAC address が表示され、見慣れた Solaris installer が起動します。
DU3 の DCA を利用している場合は、driver update は読み込ませないでください。 なぜなら、Solaris が起動すると FD ドライブが利用できなくなるため、インスト ール終了後におこなう driver update 適用作業がおこなえないからです。
DU3 の適用については後程。
さて、起動してしまえば、とくに変った設定は必要有りません。 画面の指示に従ってインストール作業をおこなってください。 ただし、Libretto 100 は video chip に NeoMagic NM2160 を搭載しているため window system を利用したインストールはおこなうことはできません。 もし、window system を利用する場合は、VGA を選択してください。
また、最後に Auto reboot か Manual reboot のどちらにするかと聞いてきますが、 ここでは Manual reboot を指定してください。
ちなみに、ハイバネーション領域ですが BIOS が自動的に確保してくれているよう なので、特に作業は必要ありませんでした。
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| # reboot |
を実行します。 起動後、ビデオカードの設定などがありますが、ここでも VGA に設定して おいてください。
しばらくすると、CDE の dtlogin が起動しますが、メニューからコンソールモード を選択して root でログインします。 次に、pcelx, pcser などを Libretto の PC カード スロットに挿入してください。 ネットワーク環境とホストの再構成するために以下のコマンドを実行します。
| # sys-unconfig |
これは、pcelx などを挿入したことでシステムに再度、デバイスの追加 (b -r) と ネットワークの設定をおこなわせるためです。 煩わしく感じるかもしれませんが、インストールしたばかりなので再設定するならば sys-unconfig コマンドを利用するのが一番楽な方法です。
以上で、ネットワークが使用できる基本的なシステムができあがりました。
ftp などを利用して gcc やその他の tool 類をインストールしてください。
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ここでは、DU3 を適用するための方法を説明します。 FD drive が使えないので Libretto 単体では DU3 を適用することができませんが、 二通りの方法があるのでお好きなほうを選んでください。 佐藤のお勧めは、Maintenance Update 2 (MU2) を適用する方法です。
単体配布の DU3 を利用する場合 |
ATA driver も同様に DU ディレクトリごとコピーしてください。 cp コマンドを利用する場合は、こんな感じです。
| # cp -fr /floppy/floppy0/DU /usr/tmp/DU3/ |
これを FD の枚数分だけおこないます。
あとは、ネットワークを利用してコピーしたディレクトリ DU/ を Libretto に持っていきます。 適当なディレクトリに展開し、
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# cd DU/sol_26/i86pc/Tools # ./install.sh |
を実行すれば適用することができます。
それから、video update は、インストールしても意味がないのでここでは省きます。
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Solaris Solve では、いろいろな情報や製品が ダウンロードできますが、 その中に Maintenance Update というものがあります。 MU は 新たな patch cluster とでもいいましょうか、パッチの revision は 少々古いですが、楽に適用できるのでお勧めです。 ただし、パッチの塊なのでアーカイブも 23 MByte とそれなりの大きさです。 低速回線でのダウンロードはそれなりの覚悟が必要です ;-)
また、MU2 には DriverUpdate 3 も含まれているので一度に適用できるぶん 楽ができます。
アーカイブ展開後、
| # ./install_mu |
で、適用をおこなうことが可能です。
えー、121 個のパッチを適用するのでそれなりの時間がかかります ;-< Libreto 100 で 2 時間弱かかりました。 適用されたパッチの確認は、showrev コマンドなどを利用してください。
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以下に示すエントリは、BIOS の工場出荷時の設定をもとに作成してあります。
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name="SUNW,CS4231" class="sysbus" device_type="sound"
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また、工場出荷時と異なる設定にしている場合は、以下の項目を編集してください。
| reg | 実際に設定している I/O port + 4 の値,0,4 |
|---|---|
| interrupts | IRQ |
| dma-channels | DMA Channel |
上記の audiocs.conf を /usr/kernel/drv/audiocs.conf として置きます。
その後、
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# touch /reconfigure # reboot |
を実行し、device の reconfigure をおこなえば認識されているはずです。 prtconf コマンドで以下のエントリを確認してください。
| SUNW,CS4231, instance #0 |
あるいは、/dev/sound/ 以下に device node が作成されているかでも確認できま
す。
これで、Xaudio や Xanim でが sound が楽しめる環境ができあがりました :-)
もちろん、背面の Line out も利用できますし、標準で装備されているマイクで
録音も可能です。
とりあえず、audiotool コマンドなどで確認してみるのも良いでしょう。
また、4 Front Technologies の Open Sound System for Solaris (OSS/Solaris)
も最新の v3.9.1e で使用可能となりました。
ただし、RealPlayer などの STREAMS Base のアプリケーションを使用することが
できないので、どちらを選ぶか悩んでしまいます。
佐藤は、audiocs を選んでしまいましたが、サポートされることを期待していま
す。
ちなみに、OSS/Solaris は売り物です。
値段も比較的(何と比較してるかはヒミツ。なんにもなかったりする)安いですし
Web 上で online order も可能です。
Open Sound System fo Solaris についての詳細、
をご覧下さい。
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まず、AT attachment disk driver である ata driver は、サスペンド/レジューム (あるいは、ハイバネーション)に、そのままでは対応していません。 これは、以下の値を /platform/i86pc/kernel/drv/ata.conf に設定することで対応 可能になります。
| timing_flags=0x1; |
この値を追加し、有効にするために reboot してください。 起動後、サスペンド/レジュームなどがうまく実行されるか確認してください。 サスペンド/レジュームは電源スイッチでおこなうことができますが、 BIOS で Panel Power On/Off が有効になっているなら、液晶パネルの開閉でも 可能です。
余談ですが、ata driver には drive0_block_factor というオプション(*)が用意さ れているのですが、この値を変更することでパフォーマンスを向上させること ができます。 が Libretto 100 では、0x1 以外の値を指定するとサスペンド/レジューム 時に ハングアップしてしまい運用不可能になってしまうので注意してくださいね。 詳しくは、ata(7D) を参照してください。 また、このオプションは Libretto や note pc 固有のものではありませんので、 ノート PC 以外の方も試してみる価値はあります。
(*) これ以外の driver や module にも undocumented なオプションが色々存在 するようです。
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| driver名 | 概要 |
|---|---|
| pcram | PCMCIA RAM memory card device driver |
| pcelx | 3COM EtherLink III PCMCIA Ethernet Adapter driver 唯一使用できる、PCMCIA Ethernet Card の driver です。 |
| pcser | PCMCIA serial card device driver モデム/シリアルカード driver です。 とくに機種は特定されていませんが、使用できないものもあるようです。 |
| pcata | PCMCIA ATA card device driver PCMCIA ATA カードと flash カードの driver です。 |
これ以外の機器は使用することができませんので注意してください。
佐藤は、pcelx と pcser を利用することにしました。 インストールの最初のほうでも述べましたが、基本的にサポートされているもの なので、とくに設定らしい設定は必要ありません。 pcelx のほうは、まれに、/kernel/drv/pcelx.conf を作成し、
| force-8bit=1; |
という設定を追加しなければ使えない機種もあるようですが、Libretto 100 では とくに必要ありませんでした。
pcser も特別な設定は必要ありません。
と、書いたのですが...
ちなみに、slot 1 に挿入した pcser は /dev/cua/pc1 となり、slot 0 では、 /dev/cua/pc0 となります。 もちろん、pcelx なども slot の位置により、pcelx0 あるいは pcelx1 とかわる ので注意してください。 pcser の動作確認テストですが、DU3 を適用しているならば、すでに /etc/remote にエントリが用意されているので、tip コマンドを利用しおこなうことが可能です。
| # tip pc1 (or pc0) |
と実行することでモデムカードに接続できます。 ついでに、at などと入力し OK と返ってくるか確認してみましょう。
| Solaris での サスペンド/レジューム(ハイバネーション)について |
ただし、サスペンド/レジュームをする場合は以下のような問題があります。
audiocs
diaudio
佐藤は以下のような script
以下のようないい加減な program を作成し、レジューム後に実行しています。
なお、modunload は root でなければ使用できませんので注意してください。
このサンプルを利用する場合は、コンパイル後に、
と実行してください。
# chown root sample
# chdmod 4555 sample
ついでに、network interface を初期化するものも入れときました。
#単に、ifconfig unplumb して plumb してるだけっちゅー
pcelx と pcser は、レジューム後にカードを一旦、取り外してから再挿入するだけ ですが、まれに失敗することもあるので何度か繰り返してください。
pcser に関しては、audio driver と同様にシリアルポートを利用するプロセスを 終了させなければ使えない場合もあります。 この場合、そのプロセスはゾンビとなってしまうので、何度か抜き差しを試してみて ください。
また、2 枚挿しているなら 2 枚とも抜いてください。1 枚だけ抜いても 初期化の event が発生しないようです。
これらの動作が許容範囲をこえるかどうかはあなた次第です :-) 佐藤は、大丈夫だったようです。 なぜなら、これに気付くまで毎回 reboot していました。 もう、へっちゃらです。
でも、もっといい手を考え付いた方は教えてくださいね。
| X server の構築 |
そこで http://accee1.sun.com に用意されている driver request form を利用して NM2160 をリクエストしてみたのですが、Accelerated-X をすすめられてしまうとい う悲しい結果となってしまいました。(*)
(*)なんか、間違ってるような...
そこで、すでに本誌でも紹介された Jeff Shorey 氏が作成し公開している XFree86 用 neomagic driver を組み込んだ XF86_SVGA server と、商用 X server である Accelerated-X を利用する方法を紹介したいと思います。
また、Solaris 2.6 では、日本語 font の一部が TrueType font として提供されて いるのですが、どちらの X server もそのままでは扱うことができません。 これも困っちゃうので何とか利用する方法もついでにご紹介します。
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Neomaigc driver の source code は以下の URL から get できます。
http://www.monumental.com/js/Neomagic.html
一番、てっとり早い方法は、上記の web page にも書かれていますが、 Link Kit(X3323lkit.tgz) を利用することですが、ここでは X TrueType Project (以下 X-TT) の成果である xtt-1.0 を組み込むために X332servronly.tgz を利用した構築方法 を説明したいと思います。
なお、X-TT Project については以下の URL を参照してください。
Neomagic 対応 X TrueType server の作成 XFree86 3.3.2 の X332servronly.tgz を利用し、NeoMagic に対応 させた X TrueType Server (XF86_SVGA) を構築します。 用意するものは以下のものです。
ftp://ftp.xfree86.org/pub/XFree86/3.3.2/source X332serveronly.tgz ftp://ftp.xfree86.org/pub/XFree86/3.3.2/binary/Solaris X3323bin.tgz X3323lib.tgz http://hawk.ise.chuo-u.ac.jp/student/person/tshiozak/study/freebsd-at-random/x-tt/ xtt-1.0.tar.gz ftp://ftp.freetype.org/pub/freetype freetype-1.1.full.tar.gz
NeoMagic X Server for Linux on Laptops
これらを適当なディレクトリ(ここでは /usr/tmp/X-TT)に用意しておきます。 freetype-1.1 はあらかじめインストールしておいてください。 shared library は作成しないので、ここでの configure に与える引数は以下の ようになっています。
| # ./configure --disable-shared --disable-nls |
次に、XFree86 3.3.2 source archive の展開します。 X3323bin.tgz X3323lib.tgz については、compile には力説、関係ありませんので あとに回しにします。
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$ gtar xvzf X332serveronly.tgz $ gtar xvzf xtt-1.0.tar.gz |
さらに、肝心な NeoMagic-1.1 を XFree86 の source tree に追加します。
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$ gtar xvzf Neomagic-1.1.tar.gz $ cp -fr drivers/vga256/neomagic |
そして、neomagic/Imakefile 13 行目の -I$(INCLUDESRC) を -I$(XINCLUDESRC) に修正します。
| -I$(INCLUDESRC) |
| -I$(XINCLUDESRC) |
最後に、xtt-1.0 の適用
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$ cd xc/ $ patch -p1 -t < ../xtt-1.0/xtt-1.0.diff |
cc を使用する場合は、xc/config/cf/FTypeMod.rules から 17 行目の -Wall を とりのぞいてください。
host.def へ追加する内容は、以下のようになっています。
ここで作成する X server は、libfont を static link するように設定してい
ます。
X-TT が利用する library を static link することで install 先を悩む手間が
省けますが、X-TT が version up するたびに X server を作成しなおさなければ
いけなくなるというデメリットがあります。
Dynamic link をおこなうか static link をおこなうかは、xtt-1.0 付属の
README を参照し、自分にベストな方法を選択してみてください。
以下の内容が書かれた file を、xc/config/cf/host.def として用意します。
host.def の内容
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#define XF86SVGAServer YES #define XF86SvgaDrivers neomagic generic #define BuildServersOnly YES #define NormalLibFont YES #define SharedLibFont NO #define FreeTypeLibDir /usr/local/freetype/lib #define FreeTypeIncDir /usr/local/freetype/include #define FreeTypeLibName ttf #define FreeTypeInstallCConvHeaders NO #define FreeTypeCConvModule NO |
FreeTypeLibDir と FreeTypeIncDir は freetype-1.1 をインストールしたパスに 合わせて適切に設定してください。
gcc を利用する場合は、
| #define HasGcc2 YES |
の追加もお忘れなく。
また、shared library となっている libttf.so.1 を link する場合は、 xc/config/cf/Imake.tmpl 433 行目を以下のよう変更します。
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#define FreeTypeLibrary Concat(-L,$(FREETYPELIBDIR)) \ |
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#define FreeTypeLibrary Concat(-L,$(FREETYPELIBDIR)) \ |
を加えてください。
そして、
| $ make World |
一応、make 一発で作成できるようになっているはずですが、環境によっては違う 結果になるかもしれませんのであしからず。
make が終了すると、xc/programs/Xserver の下に XF86_SVGA というファイルが できあがっています。 これが、目的の X Server です。 これを /usr/openwin/bin にコピーし、
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# chmod u+s /usr/openwin/bin/XF86_SVGA # rm X # ln -s XF86_SVGA X |
としてください。 (*) Xsun としても問題はありませんが、サポートされたときのことを 考えてバックアップは忘れずにとっておくのが無難でしょう。
つぎに以下の、以下の内容を XF86Config として /etc に置きます。
これで、X Window System が起動する環境ができあがりましたが、
これだけでは、xkb 関連の file がそろっていないため日本語キーボードが US
キーボードのマッピングとなってしまいます。
日本語キーボードに対応させるには、X3323bin.tgz X3323lib.tgz を /usr/X11R6
に展開しておきます。
CDE を利用する場合は、/etc/dt/config/Xservers を作成し、XF86_SVGA のシンボ リックリンクである X を起動するように変更します。
| :0 Local local_uid@console root /usr/openwin/bin/Xsun :0 -nobanner |
| :0 Local local_uid@console root /usr/openwin/bin/X :0 |
以上で、800x480 16bit color の X Window System 環境を手にいれることができ ました。
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ただし、佐藤が購入したものはパッケージに version が 4.1 と書かれているも のの、中身の CD-ROM には 4.1.2 とかかれていました。外箱にも Solaris とは 書かれていませんし、for Linux, FreeBSD & BSDI と書かれています。 これはちょっと混乱しちゃいますね。気をつけましょう。
でもって、install したあとに ftp://ftp.xig.com で配布されている updater を適用することにより Libretto 100 の設定が追加されます。
また、購入を悩んでいる方は、起動後 10分間使用可能な demo 版が提供されてい るので試してみることをお勧めします。 (demo 版といっても package 自体は製品と同様のようですし、すでに updater が適用されているため Libretto 100 でもすぐに利用できます。)
Accelareted-X LX Display Server 4.1.2 for Solaris demo version
製品版は、Plathome さんから購入できます。
(TEL: 03-3251-7611 通信販売も有り http://www.plathome.co.jp/ )
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| 英語フォント | /usr/openwin/lib/X11/fonts/TrueType |
|---|---|
| 日本語フォント | /usr/openwin/lib/locale/ja/X11/fonts/TT |
Solaris 2.6 に付属する日本語 TrueType font は、Windows 3.1 時代の
ttf 形式のものです。
Windows 95/98/NT などに付属する ttc 形式のものではないので、xtt-1.0
の TTcap 機能を利用する場合は注意してください。
fonts.dir, fonts.aliase ともにすでに用意されているので上記の PATH を
fontpath に追加するだけ
なのですが、ちょっとした修正を加えればより快適に
なります。
fontpath への追加方法ですが、
XFree86の場合
XF86Config の FontPath エントリを新たに追加する。
Accelerated-X
/etc/Xaccel.ini の [FONTPATH] セクションに追加する。
コマンドラインからの場合
xset コマンドを利用する。
$ xset +fp 追加したいfonts.dirのPATH
例として、/usr/tmp/TrueType という directory に追加したい
font と fonts.dir がある場合、以下のようになります。
$ xset +fp /usr/tmp/TT
あとは、xset q を実行すれば、現在、設定されている Font Path
を確認することができます。
具体的には、
fonts.dir の修正ですが、fonts.dir に書かれている XLFD エントリでは、
SPACING entry が -m-
になっている
のですが、これを -c- に書き換えることで描画速度が向上します。
XLFD の各エントリについては、xtt-1.0 に付属する xtt10-install.jis に
詳しく書かれているので一読をお奨めします。
Accelerated-X では、TrueType font を利用することができる X-TT ベースの フォントレンダリングモジュールが滝田 裕さんの
で、公開されています。
Linux/FreeBSD 用とありますが、Solaris でも利用可能です。
これで安心できない方は、パッチも配布されているので、がんばってソースから
モジュールを再構築することも可能です。
それと一緒に、source から module を構築するための patch も提供されてい
ます。
実際、module を作成してみたところ、配布されているものより
描画速度が速くなります。
#と、思ってるだけかもしれない
また、X font server を利用するというのことも考えたのですが、Solaris 2.6 の /usr/openwin/bin/xfs には bug があるようでうまく動作しませんでした。 これが使えると設定がもっと簡単になっていただけに少し残念です。
さて、これらの条件を満たした X server を用いることで、表面的には Xsun
を利用しているのとなんら変わらない環境を手にすることが可能となりました。
あとは、思う存分環境設定をおこなってください。
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などが主な用途です。 自宅や会社にいるときは、SPARCstation に向かっていることが多いですね。
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また、現時点で、Solaris はモバイル環境には全然向いていない OS だということが、
この記事の中から漂ってくるとおもいますが、Solaris が本来、ターゲットとして
いる環境を考えると仕方がないかなとも思います。
しかし、一方では Solaris 2.6 を搭載した IBM ThinkPad が宇宙へいったりと
それなりに、このような環境は必要とされているようです :-)
→
http://www.sun.co.jp/Press/flash/1998/flash_news_06.html#47
また、この記事を執筆中にSun から
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で、その後の Libretto 100 ですが...
あ、ツメが欠けただけで動作には支障がないようです。
#そーいやぁ、PowerMac も壊れたな...